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ある介護施設責任者の声

 

『なんでわからないのか?

 

もっとこうすれば、〇〇にならなかったのに

 

なんで、そんなことも考えられないのか?』

 

そんな話がありました。

 

なかなか上司の気持ち現場はわからないものです。

 

現場のスタッフも自分が足りていないことはわかっている。

 

そして、何とか期待に応えようとしている。

 

でも、全然わからない そんな現場の気持ち。

 

双方にギャップがある。

 

私は、幸いにしてどちらの話も聞かせてもらえることが多いので

 

双方の意見がわかる。

 

基本的に本ブログは上司にあたる方が多いので、

 

どうしたら相手に伝わるのかをお伝えしたいと思います。

 

基本的に1つことを伝えて、すぐにできるのが当たりまえと上司は、

 

考えてしまうのですが、

 

そうは、なかなかうまく行かないですよね。

 

大体が何回も伝え続けて1が伝わる。

 

そんな感じだと思います。

 

自分がやれば早いとか思ってしまうことはないですか?

 

でもそれはいろいろな業務を抱えているので、不可能ですよね。

 

一人では何もできないです。

 

ではどうしたら相手に伝わるのでしょうか?

それは、

 

「なぜ なにを どうやって 今すぐ」 という考え方です。

 

相手に伝わるにはこの4つのキーワードを入れる必要があります。

 

伝える際に、なんで〇〇をやる必要があるのか?

 

何をするのか?

 

それをどうやったらできるのか?

 

いつするのか?

 

を相手の考える間と合わせて伝えていくやり方です。

 

そこで私が大事だと思うのが

 

だと思います。

 

相手は、こちらが何を伝えたいかということは、

 

すべて(4つのこと)を聞くまではわかっていません。

 

それを初めて聞く人の立場にたってゆっくりと一緒に考えながら

 

質問すること。

 

そこがすごく大事だと思います。

 

こちらは、わかっていることでも相手はわかっていないという現実があります。

 

そこをじっくりと伝えていく。

 

それを一つ一つ噛みしめるように伝える。

 

その後、伝えたことをわかっているのかを相手に言ってもらう。

 

それで、やっと5割くらい伝わったかなくらいです。

 

それを実際にやってもらって7割くらい伝わったかどうか

 

そんな感覚で捉えるといいかと思います。

 

相手とは、立場や環境そして考え方が違う。

 

1伝えて10わかることは、ないです。

 

もし今後、なんでわからないのか?ということがあれば

 

じっくり伝えていく必要があるのかもしれません。

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この記事を書いた人

介護ヒューマンリソースコンサルタント
株式会社ユノモ

2 thoughts on “相手に伝える難しさ

  1. miki より:

    会議をしても落としどころを見つけられず、だらだらと時間だけ使う。
    同じ話を繰り返し主張する職員。なかなか結論を見つけることができずに時間だけ過ぎていき。何のために時間を使ったのか分からない場合が多いですね。

    目標は何?そこへたどり着くための道順は?
    理解してもらうために、どう伝えるのか難しいですね。

    1. 匿名 より:

      そうですよね。伝えることは、本当に難しいですよね。
      会議の場合で言うと 外部の人にたまに参加してもらうのも
      参加者の刺激になるのと
      違う角度で意図することが伝わったりするので、
      会議に変化が出たりしますよ。

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