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現在のユノモを立ち上げる9年前
会社を辞め
上場企業オーナーの下で
広告の修業をさせてもらった時の話

場所はマンションの最上階
そこにはオーナーと個人事業主の先輩・私の3名
いました。

そのオーナーは会社を3つほどやっていました。
基本株の売買をして いろんな来客応対をし
その傍ら広告の仕事をしていました。

すごくお金にシビアな方で、夏場でもクーラーはつけず、事務所にいる時は
Tシャツ・短パン 
私も事務所にいるときは、ワイシャツを脱ぎ スーツのズボンをまくり上げ
パソコンの前でアポを取っていました。

さすがに来客の時はクーラーをつけていましたが、(笑)

すごくシビアな環境だな~と思ったものです。

その時、私は広告の営業をしていました。

営業先は、介護事業所と前職のグループ会社をひたすらアポ

訪問の繰り返し、求人広告をメインに営業していました。

主に販売していたのは、1枠25000円の求人枠 

1件買ってもらって5000円でした。 

もちろん一日に何個も買ってもらえるわけもなく
そんなわけで、私の独立、初月の収入は5万円くらいだったことを覚えています。

隣の部屋ではオーナーは億を超える話をしてみたり 

50銭の話をしてみたり、 何千万の税金の話をしてみたり、

いろんなお金の単位が飛び交っていました。

お金を稼ぐ大変さを身をもって経験させてもらっていました。

会社を興すことは決めていたので、

この収入では絶対やっていけない。

と日々焦りながら仕事をしていました。

でも法人化する期日は決めていたので不安でいっぱいになっていました。

その時そのオーナーに相談したのですが、

柚木
今の状態でこれだけしか稼げていないのに
私会社やっていけるか不安なんです。

オーナー
柚木君 あーだこーだとまだやってもいないことを
不安に思うことよりその不安を考えず、動きなさい。
それしか方法はないよ!

私は、しばらく考えました。

そして 日頃のオーナーの動きを思い返していました。

こういうことかも

マンションの中でも、行動に一切無駄がない 

歩くときは早歩き
 
広告の直しをするときはすぐ訂正し即FAXその後は
FAX送ったこと電話連絡 その間わずか1分かかっていただろうか
その時の顔は、株のことや他ごとは一切考えていない。

目の前にある広告だけに集中していました。

あーだこーだ不安なことを考えるより、

今のこの一瞬の目の前の仕事の延長にしか将来がないことを教えてもらいました。

そのオーナーとのエピソードをまた送ります。

      

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この記事を書いた人

介護ヒューマンリソースコンサルタント
株式会社ユノモ

One thought on “ビジネスオーナーとの話

  1. koga より:

    へぇ。面白いね。自分史にこんなこと書いてあったっけ?ん?柚木の自分史って、読んだっけ???

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