Home » 教育 » 早く新人介護職の方に活躍してもらうために

137103新年度が始まったので今日はこんなテーマで

書きたいと思います。

 

この前、ベテラン介護職と新人介護職の違いは

気づき力であるという話をしましたが

(http://www.kaigojinji.net/yunoki-360/)

介護職としての経験の差は、

情報のインプットの結果が

違いを生むのではないかと考えています。

 

どういうことかというと…

インプットの量と質をベテラン介護職に近い状態に持って行く

ことをすれば、経験の差が埋められるという仮説です。

 

では、新人介護職の人に、どうやったら早くベテラン介護職の

ように活躍できるのでしょうか?

 

ここで少し余談なのですが、

先日会った英会話スクールの社長の話をします。

 

その英会話スクールでは、授業の内容に対し一語一語

正確にマネをして実践してくれと外国人の講師に依頼しています。

理由があって細部までこだわって授業を作り上げているから

という話でした。

 

それには明確な目的があって生徒が英語を話せるようになるという目的から

落とし込んだ結果ということでした。

 

介護の仕事の場合も同じことが言えて、

自社の目的から共有すること

そして細部にわたって意味を理解してもらうことで

早くベテラン介護職員になってもらうステップが踏めるのではと

思っています。

 

 

つまり、全体像の把握と細部の教育との連動が早い成長につながると思っています。

 

全体像は目的から進めていき

細部はその目的に沿っているかを確認することだと思います。

 

細部の話で言うと、現役介護職の方が発する言葉、

一言一言の意味を捉え、何を思って発言しているのか?

どう思っているのかの現状を理解してもらうことで、自己修正ができると思います。

 

また、新人の介護職の方に関しての指導としても

目的を共有したあと、

新人の方には、考えてもらうことが大事という前提で

先輩職員に言葉の意味や行動の意味までも質問するように

させると、理解力が増すと思います。

 

面倒な新人に思われてしまうかもしれないですが、

それを事業所が認めた上で質問させると

先輩もなぜこういうことをしていたのかが

言語化できるので、先輩にも気付きがあるのではと思います。

 

どう思われますか?

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この記事を書いた人

介護ヒューマンリソースコンサルタント
株式会社ユノモ

One thought on “早く新人介護職の方に活躍してもらうために

  1. 匿名 より:

    目的大事ですね。なぜそれをやるのか、なんの為にやるのか、を解消しないと後々の仕事に影響してきますね。考えてもらうこともそうです。どのように教育していくのか、新旧職員含めて真剣に考えて教育していきます。ありがとうございました。

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