Home » 経営 » ハローワークを正しく活かす

nhw厚生労働省の調査でハローワークの求人票について労働条件が実態と異なっているという相談や苦情は、昨年度、全国で1万937件寄せられこのうち問題が

確認できたケースは3926件に上りました。

求人票の記載より賃金が少なかったり、就業時間や職種が違ったりしていたということで

ハローワークでは求人票の内容を修正したり、求人を取り消したりする対応をとったということでした。

この問題を受けて、厚生労働省は賃金など労働条件を偽った企業に対して罰則を科すことを検討することにしています。

 

NHKニュースWEB 6月27日配信分より一部抜粋

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160627/k10010572971000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001

 

という記事がありました。

 

これをみて感じたことは、

安易に求人票を書くところがこんなにあるんだと思ったことと

ハローワークの求人の質が上がっていけばいいなと思いました。

 

数年前、過去にうちにお仕事相談にこられた方でこんなケースがありました。

ハローワークで正社員と記載してあって介護職としてある会社に就職したのですが、

実際入社してみると、時給でボーナスもなしという状況だったと、

数か月後その職場を退職し、うちに相談に来られて正社員として

月給でボーナスありで、社会保険も福利厚生もしっかりしたところで

就職されたわけなのですが、

 

そのような企業のことを述べるのは、マスコミの人がやることなのですが、

私が思うことは、事業所側は、もっと工夫すべき点はたくさんあるなと思うことです。

冒頭にあるような賃金を多く記載したり、職種を変えたりしたら

入社後誰でもあれ違うな?と思うのは当たり前のことなのに

なんとかなるだろうという発想でとりあえずの応募を集めてしまう。

短期で辞められることを考えると、かなりの損失なのでは?と思ってしまいます。

 

もう一歩先のことを考えて、どうしたら長く続いてもらう応募になるのか

という視点で考えると解は出やすくなってきます。

 

今度、事業所の方に対して、ハローワークの求人セミナーを行うにあったって

ハローワークに何度も訪問して研究していますが、

応募が増える方法がいくつも落ちています。

就職相談の方や求人担当の方にもお話を伺うと

気づきや発見があってまだまだやれていないと思うことが

あります。

まだまだハローワークには応募がくる可能性がたくさんあります。

しっかり考えて正しく活用していきたいものです。

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この記事を書いた人

介護ヒューマンリソースコンサルタント
株式会社ユノモ

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