Home » 経営 » 理解までの階段を作る

 

最近伝えることが本当に重要だと思っています。

自分では理解していても、相手の状況を理解していないことです。

背景情報も相手の立場も無視していることになり、

結果、相手からしたらわからないということがあると思います。

 

これは、面接後の見学時も同じことが言えて、

こちらは、自社のことを知っていて、

毎回求職者にはほぼ同じ説明をします。

けれど相手からしたらその施設は初めてで、何も知らない状態で

見学されます。

そこで、雰囲気を伝えればいいと思ってしまって細かなことを伝えずして、

施設案内をしてしまう場合があるからです。

 

求職者はどういったところを見ているのでしょうか?

知りたいことは、何でしょうか?

できるだけ情報を提供した方が、求職者にとってわかりやすく好感を

持ってもらえると思います。

ではどういった点で好感を持ってもらえる状況を作るかなのですが、

 

1、職場の環境面

衛生的であるのか きれいかどうかと言う点です。

この前ある看護師さんと話をしていた時、必ず見るポイントとして、

衛生面は大丈夫かどうか?と言う点を見ているという話をしていました。

物が床においてあるところはあまりよく思わないということでした。

どのように衛生管理をしているのかを具体的に話すといいと思います。

 

2、働いている人

同じ職場で働く人は、どんな人なのか?

見学に来た時に、何気に話をしてくれる人がいるだけで、

大分イメージがつきやすくなると思います。

そういった心がけも必要ではないかと思います。

 

3、待遇 給与

入社後、どうしたら給与があがるのか?

評価してもらえるのかと言った待遇面の話は求職者からは聞きづらい質問です。

そのあたりの部分をできるだけ詳しく話ができるとより好感を持ってもらえると

思います。他にも自社の社員さんに対しての制度なども話すといいと思います。

 

まとめ、 求職者はいろいろな事業所をみているので、

提供する情報量が入社の決定に左右されると思います。

入社までの階段をつまりは自社を知ってもらうことを

意識した情報提供が必要だと思っています。

 

人材採用・定着のご相談はこちら

この記事を書いた人

介護ヒューマンリソースコンサルタント
株式会社ユノモ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です