利用者家族と働くということ
以前、他業界の人材採用で飲食店が自店舗内に
求人募集をしている事例をお話しましたが、
介護事業所にもこの考え方を活用することは可能なのでは?
と考えています。
なぜなら、介護の仕事に就く人は、自分の身の回りで介護の
必要性をわかっているからです。
具体的に言うと、日頃多くの求職者の方と接する機会がある中で
感じていることとして、
志望動機で、家族介護に役立つためという理由が多いからです。
これは、これから家族に介護が必要と捉えている場合と
家族介護が落ち着いて誰かの役に立ちたいという2つの理由があります。
先日もある特別養護老人ホームの人事担当者の方にお話を伺っていた時に
施設利用者さん家族で就業した経験はありますか?と
質問させて頂いたところ
利用者さん家族で働いた方がいるという話がありました。
これに関しては、どうやってその仕組みを作るかが課題としては残りますが、
可能性としては十分考えられる人材採用経路だと思っています。
ただ働きたいと言ってくる方を待っているのではなく、
事業所側からの仕掛けが必要です。
その為の方法として、普段家族と接する相談員と
連携していく必要がありますね。
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