Home » 経営 » 帰納法で応募や定着を考える。

求人応募を増やすためには、自分で考えるということをしないと

応募が増えるようにはならないと思うのですが、

今日は、一つの考え方を共有したいと思います。

 

帰納法という論理的思考から求人広告などを考えるということです。

 

帰納法とは、類似の事例をもとにして、一般的法則や原理を導き出す推論法のこと。

コトバンク

 

推論とは、

分かっていない事を推し量って論ずること。学問上の用法では、何らかの論理規則に基づいて既知の事柄から未知の事柄を明らかにすること。

とあります。

 

つまり、応募を増やす 定着 には、推し量ることにより、未知の事柄

を明らかにできると思います。

 

ちょうど帰納法でいい例がありました。

 

あのカラスは黒い(事例1) このカラスも黒い(事例2)

そしてあのカラスも黒い(事例3) カラスは黒いものと言えるのではないか

でも白いカラスは見たことがないので…

カラスは黒いものではないかとある程度の結論が見いだせるということです。

 

ナビゲートビジネス基本用語集より

 

では、求人で考えてみたいと思います。

 

求人広告にはいろいろな媒体があります。

普段から求人広告を見てみると、いろいろな媒体があります。

 

過去求人をした時に、Aという媒体に出したら

2名応募が来た(事例1)Aという媒体に出したら1名来た(事例2)

Aという媒体に出したら1名来た(事例3)

 

結論として、

Aという媒体に出したら1名以上来るのではないかという推論ができる。

 

他の例で言うと、

過去、紹介会社Aという会社に依頼したら1か月以内に

一人紹介があった(事例1)3か月後、人材不足になり、Aという会社に

改めて頼んだら一人紹介があった(事例2)さらに半年後

Aと言う会社に頼んだら2名紹介があった

結論として、

Aという会社に頼んだら紹介がある可能性があると推論される。

 

定着でいうと、

3か月以内に退職する人が、1名出た。(事例1)

別の月で調べてみると、1名退職していた。(事例2)

さらに別の月で調べると、2名退職していた。(事例3)

結論、自社では、3か月以内で退職する人は、2名以上でると推し量ることができる。

20130310195647

写真出展元:推論の基本「演繹法」と「帰納法」を使い分けて考える力を身につけよう

 

 

まとめると、帰納法は自社での事例を多くとることで、

正確と言い切ることはできなくてもある程度一定の答えを導きだすことができる論理的思考方法だと言えます。

 

このような思考は既にされている思考方法だと思うのですが、

ここで重要だと思っていることは、何が原因か分からないから、

何らかの事例を集めることで、一つの仮説を導きだす土台になる考え方だと思います。

 

今日はここまでです。読んで頂きありがとうございました。

まずは、推論していくための土台となる事例を普段からしておくと

未知の事柄を導きだすのに役にたつと思います。

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この記事を書いた人

介護ヒューマンリソースコンサルタント
株式会社ユノモ

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