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先日伺った介護施設

 

聞いてみると昨年やめた人の数は、、、

 

 

 

3名とのこと 結婚退職 妊娠など

 

会社に対して不満を持って辞めた人はいなかったと

 

でも、よく聞いてみると 5年前までは辞める人はもっと多かったと

 

辞めては入りを繰り返していました。

 

 

ではそんな施設がなぜ 退職者が激減したのか その理由を聞いてみた。

 

その理由は、経営理念の浸透。

 

どのように浸透していったのか

 

それは日々の唱和からだ。

 

理念が浸透するのは難しい。すぐに伝わるのではなく

 

すごく時間がかかる。

 

唱和を始めた最初は、異論を唱えるスタッフもいた。

 

なぜこの言葉なのか?

 

とことんそこを議論し、徐々に浸透していった。

 

そして、こんな問題も当時あったようだ。

 

それは、事務所と現場の確執。

 

他の事業所でもよく聞く話、この施設も他と同様にあった。

 

事務所側は現場とのことがわかっていない。

 

と現場からの事務所側には絶対聞こえてこない声 それを察知した。

 

そこで、やったことは、事務所側から現場への関わりを増やした。

 

現場に意見を聞き 現場を尊重した。

 

その関わりを増やすなかで、この垣根がなくなっていった。

 

その事業所のトップは言う。

 

現場の人が頑張ってくれているからわれわれがいるのだと。

 

その考えがあるから現場も耳を傾けるようになったのだろう。

 

そうやって、徐々に現場も理念を考え実行するようになり、

 

意見も徐々に現場からあがってくるようになった。

 

入居者の家族からも以前は雰囲気が暗かったが

 

明るくなった よくなったと言う声を頂くようになった。

 

利用者家族の声が一番うれしい

 

その施設長は言う。

 

ハード面はどこの事業所も大きくはそこまでは変わらない。

 

変わるのは人だと。

 

話を聞いていて感じたことですが、

 

事務所側、特に施設長・経営者などの立場の人から

 

率先して変わろうと実践したことが、

 

このようないい事業所運営につながったのだと感じました。

 

自分への戒めも含めですが、

 

まず、自らが率先して経営理念に沿った取り組みが必要だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

介護ヒューマンリソースコンサルタント
株式会社ユノモ

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