《介護職》人材採用を細分化して委託するという考え方
昨日は、東京 一般企業を中心に採用のアウトソーシング(外部委託)を
している会社に話を聞きに行きました。
感じたことは、このままでは介護職の採用はもっと厳しくなるということです。
なぜそう思ったかというと・・・
【一般企業の採用に対する経営資源のかけ方が
介護業界に比べると高いからです。】
(ここでは、経営資源は人、物、金、情報を指します。)
では、具体的にどう高いのかというと…
まず、人ですが、多くの会社は人事担当者を置いています。
今日会った、人事担当者は、新卒を5名採用するだけで1名人を割いています。
また、採用代行などのアウトソーサーも使っている。
お金も人事担当者の人件費 採用業務の一部委託などの費用もかけている
他にも求人媒体費用を考えると結構な金額になるということです。
これからのことを考えると、敵は誰?ということなのですが、
まわりの介護同業者だけではなく、
もう少し広い目線で人材採用をみていかないといけません。
介護業界以外の人材採用はどのように実施していて
結果はどうなのか?
どうしても同業はどうかということにのみ焦点が行ってしまうのですが、
今後の人材採用を考えると
他業界の採用はどうなっているのかにも目を向けていかないといけません。
なぜなら、人材不足はどの業界も同じ状況だからです。
具体的に一般企業はどういう風にアウトソーサー(外部委託)を利用しているかというと
採用に関して言うと、
新卒採用支援
中途採用支援
アルバイト・パート採用支援
人材紹介会社コントロール
応募者管理
面接代行
会社説明会運営代行などです。
これ以外に前提となる
どんな人を採用したいのかを戦略的に計画を立てていることが前提での話です。
他にも、人事の仕事として、人材の定着や育成や人事制度作成も業務としてはあります。
上記のことを、多くの介護事業所は他の業務と兼任
または一人でやろうとするのですから
どう考えても無理がありますよね?
今は、何とか回っていても今後のことを考えると
外の資源を使っていくこと、
費用をかけていかないといけないことは
わかって頂けると思います。
欧米では、こういった採用を自社だけではできないということで、
多くの会社が採用をアウトソース(外部委託)している。
今はいいかもしれませんが、
これは、恐らく日本の企業にも浸透していくでしょうし、
介護業界にもそういった波は来ると思います。
今から戦略的に人材採用について、
5年後 10年後のことを考えていく必要があるのではないでしょうか?
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