助成金 人材育成その1
昨日は採用についてお話しましたので
今日は人材育成についてお話します。
やはり採用後、やはり定着が問題になってきます。
定着を考えた時に、今日のような助成金を活用すると
コスト面 体制面から介護職員さんのフォローアップができると思います。
それでは、行きますね
少し制度面について書いているので、
固い文章ですので、興味のある箇所だけ読んでください。
人材育成の助成金は、
主に ①企業内人材育成推進助成金
②キャリアアップ助成金
③キャリア形成助成金
になります。
企業内人材育成推進助成金は、
主に助成内容として
3つの項目があります。
1、 教育訓練 職業能力評価制度
制度の作成で50万円 実施育成については一人5万円 (10人まで)
2、 キャリア・コンサルティング制度
制度の作成で30万円 実施育成については一人15万円 (10人まで)
3、 技能検定合格報奨金制度
制度の作成で20万円 実施育成については、一人5万円 (10人まで)
例えば 1の教育訓練制度についてなのですが、
ステップとして
A 事業内職業能力開発計画を作成
B 制度導入・適用計画初日の前日から起算して1ヶ月以上前に
制度導入・適用計画届けを労働局に提出
C 制度を規定する就業規則を労働基準監督署に提出
D 訓練開始→訓練終了 ジョブカード手交 教育訓練実施状況報告書作成
(訓練機関・本人・会社・押印)
E 訓練終了後、訓練2ヶ月以内に企業内人材育成助成金 支給申請書等を労働局
に提出 となります。
この制度を活かすポイントですが、
・職業能力体系図の1つ以上の労働者区分の対象者
・訓練終了後、訓練機関がジョブカードを手交(訓練機関の評価)
・解雇 退職勧奨した事業所制度は使えないです。(申請前 後6ヶ月間)
・経費助成はでますが、賃金助成はでません。
・就業規則 正社員 パートの規定・届出が必要です。
・1法人1回限り 延べ10人訓練まで可能です。
・雇用保険被保険者であることです。
なんかややこしいですよね。
簡単にまとめるとちゃんとすれば
制度を新たに就業規則に新たに規定して
ジョブカードを活用した評価を5人にすれば、
条件を満たせば、
制度規定 50万円
制度実施 5万円×5人
75万円を支給される
ということです。
少し長くなったので続きは明日また書きますね。
②のキャリアアップ助成金は
以前書いたこの記事をご覧ください。
http://www.kaigojinji.net/yunoki-237/