介護の職場環境改善の助成金
最近助成金の話が多いですが、
理由は、介護事業所の社長とこの前話をしていたら
それほど、以前と比べ利益がでづらくなってきているという話でした。
施設単体でやっているところはますます厳しいと思うと
何かのコストを下げて行かないといけないと思うのですが、
その一つが採用コストです。
それで解決方法としては、人材の定着だと思います。
今日は、定着に活かせる助成金の話をしたいと思います。
その助成金は何かというと
職場定着支援助成金です。
どんなものかというと
重点分野で規定されている 医療・福祉などの事業主が
職員などの定着につながる制度を新に規定し運用した場合に利用できます。
規定するものとしては、
① 評価・処遇制度
② 研修制度
③ 健康づくり制度
④ メンター制度
です。導入するとそれぞれ10万円
さらに計画終了から1年経過後の離職率が一定以下ならさらに60万円支給されます。
活用事例でいうと
ある介護事業所は、新たに研修制度と予防検診補助の制度を就業規則に新たに加え
6か月の計画期間を決めました。
それぞれ一人以上に実施し 計画期間が終了し申請
審査後 20万円が支給され
1年後 離職率が1定以下なら、さらに60万円が支給されるというものです。
ここで何をお伝えしたいかと言うと
もしこの制度を利用するのであれば
今後のメリットとして
離職率をまずしっかりと理解することができます。
しっかりと離職の数字を取っているところは少ないと思います。
こういう制度を機会にして、離職率を知り、どうしたら退職が防げるのかを
常に検証していくのに役立ちます。
さまざまな助成金を1回使っておしまいではなく、
これをどう今後に活かすかということを念頭に考えていく必要があります。
まずは、自社でやれるかどうかを考えてみてもいいと思います。
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