Home » 経営 » 介護職が転職をしない理由

『転職するかどうか悩んでいます。』

 

ここ最近他社の介護事業所へ転職をするかどうか悩んでいる人

数人と話をしました。

 

転職というものには思い切りが必要なのだと感じています。

 

いきなり辞めると決断する人は少なくて、多くの人は、

やってみて、人間関係や会社の対応などに違和感を持って、

それが徐々に増えていき、退職するという決断になると思います。

 

聞いていて、その決断を躊躇する部分があるように感じています。

その躊躇する部分というのが、利用者さんとの関係です。

 

介護の仕事をする方は、誰かに対しての貢献の気持ちがある人が多いので、

自分より他者ということを考えている人が多いと思います。

 

介護の仕事は、利用者さんとの関係が濃いからだと思います。

 

先日会った人でも、退職後、利用者さんに会いたいということで、

施設に伺ったりしてボランティアをしたり顔を出していたという話を聞きました。

 

一般企業であれば、前職の職場に訪問するということはあまり聞きませんし

それをよしとする会社もあまりないように思います。

 

これは、介護職と介護事業所の特徴だと思うのですが、

その特徴を活かす活動もいいと思っています。

 

どういうことかというと、

もし、退職者が事業所内でいた場合、会いにきていいということを伝えるということです。

事業所によっては、

退職者が訪問することは絶対ダメ まあいい なんとなくいい

ことになっているなど定まっていない場合があると思います。

 

方針として決めることで、退職者と再度接点を持つことができ復職の可能性が増すということになります。

実際、これで復職している人もいます。

 

ただ、これを社内として踏み切るのには、

今いる職員に転職したいという伝播が広がらないようにしないといけないという点は

注意が必要だと思います。

 

いずれにしても、人とのつながりが大事だということだと思います。

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この記事を書いた人

介護ヒューマンリソースコンサルタント
株式会社ユノモ

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