新卒採用は何に時間をかけるかで決まる?
新卒採用は、学校担当者との接触頻度ではないか?という仮説を持っています。
学校担当者の先には学生がいるわけで、その手前の学校担当者との
接点が大事ということです。
なぜその仮説を持ったかというと、
介護業界含めた新卒採用で問題になっているのは、
単純に人手不足としてしまったからだと考えています。
それまでで、それ以外に考えられるのは、
学校側との接点の不足だと思っています。
実際、事務長や管理者の方が学校訪問できる回数は限られていて、
それどこではないという現状で
中途採用で手がいっぱいという状態だからです。
では接触頻度が少ないかを考えてみると、
単純に新卒採用にかける時間が足りていない
と思っています。
他業界の事例ですが、
ある社員数10名くらいのWEB会社の人と最近会ったのですが、
学校回りをしっかりやったことで、
年間200名のインターンシップ生が来るようになり、
今年は10名の新卒を採用できるようになっているとのことでした。
どこに時間を割いて何をするか?
新卒採用について少し抽象度をあげると、
時間の使い方
対象となる学生とどのように接点を持つか?
という観点で見た方がいいと思っています。
新卒採用を
戦略として考えた場合、
方法として、
広告会社に出稿するまたは、対面式合同説明会に参加する。
学校訪問して学内説明会に参加する。
ということが浮かぶと思います。
いずれも学生との接点をどのように持つかということが
狙いだとすれば、
広告会社に出稿するという行為は、
集めて自社を知ってもらうという機能をはたしています。
つまりは、時間を買っているという捉え方ができます。
時間を何に使うかということが結構大事で、上記の事例の場合は、
あえて年間200名もの学生とインターンシップという場を作り
運営していく時間を作ることで、
学生との接点を増やし、採用につなげていることから考えると
早い段階学生との接点を持って成功した事例になると思います。
結論で言うと、お金というリソースを何に投資するのが最も効果的かを
しっかり検討する必要があって、広告に投下するというだけでなく
他の接触頻度をあげるためには?どうすればいいかという観点から
見て行くと違った方法を導ける可能性があると思っています。
これについては、プロジェクトを進めていますので、また
メルマガでご案内できればと思っています。
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