Home » 経営 » よく考えた助成金施策

今日、社労士さんと会って今年度の助成金の話をしていました。

本年度の助成金の多くで増額が見込める新たな条件の話になりました。

 

それは何かと言うと、生産性要件と言われるものです。

 

以下厚労省のHPより抜粋です。

 

生産性要件とは、 企業における生産性向上の取組を支援するため、生産性を向上させた企業が労働関係助成金を利用する場合、その助成額または助成率を割増します。

具体的には、申請する企業が次の方法で計算した『生産性要件』を満たしている場合に

助成額を増額加算します。

 

(1) 助成金の支給申請を行う直近の会計年度における「生産性」がその3年前に比べて6%以上伸びていること

(2)「生産性」は次の計算式によって計算します。

 

     営業利益+人件費+減価償却費+動産・不動産賃借料+租税公課生産性

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

              雇用保険被保険者数

 

「生産性要件」の具体的な計算方法

  • 生産性要件を算定するための「生産性要件算定シート」を厚生労働省HP掲載されています。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137393.html

 

この生産性をあげることを厚生労働省が推奨しているということです。

これを始めた背景が別のところに掲載されていました。

 

我が国は、今後労働力人口の減少が見込まれる中で経済成長を図っていくためには、個々の労働者が生み出す付加価値(生産性)を高めていくことが不可欠です。 このため、企業における生産性向上の取組みを支援するため、生産性を 向上させた企業が労働関係助成金(一部)を利用する場合、その助成額又 は助成率を割増します。

 

ということです。

介護職の方の生産性向上というのはどういうものかはわからないですが、

離職率を抑えたり、無駄な採用をしないことで、採用費を下げることで営業利益は改善されますし、事務方の仕事の改善でも効果は見いだせると思います。

他にも生産性をあげていくことはいろいろ考える余地はあります。

 

少なくとも国が生産性をあげることに何らかのインセンティブを持たせたのは

すごいことだと個人的に思いました。

 

人材採用・定着のご相談はこちら

この記事を書いた人

未来実現採用パートナー
株式会社ユノモ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です