Home » 採用 » 余談を戦略的に話す。

会社の採用全体ミーティングで変革がおきました。

場全体が前向きな発言に変わったのです。

 

そのミーティングは何度も実施していて、いろいろ改善案もだされて

進んでいってはいる状態ではあったのですが、

もう一段ステージがあがった場面に直面しました。

 

それは何かと言うと、

 

「戦略的に余談を作り、活かす」

 

ということです。

 

なんだそれという話なのですが、

「余談を、意図と繋げる」

ことをするということです。

 

 

例えば、

・会社は、社員さんに前向きに一緒に会社のことを主体的に考えて欲しい

という意図があります。

 

で実際に社長は、社員にどうするかというと、

「もっと前向きに考えてくれよ」と態度や

直接社員さんに言うわけです。(私がよくやるパターンです。(笑))

 

社員さんはどうなるかというと、

「そんなことは言われなくてもわかっている」

という態度になるわけです。

 

「はい。はい。社長がまた言っている!」みたいな感じです。

 

意図が直接的すぎるということです。

ここで余談を戦略的に使うという作戦がでてきます。

 

会社は、「未来」について、社員さんに「自分ごとのように主体的に」考えて欲しいという考えがあります。

 

ではそれをどう戦略的に活かすかというと、

「未来についての質問をする」

ということです。

 

それをミーティング冒頭のアイスブレイクに使うということです。

このアイスブレイクは、結構その日の場を決めてしまうくらいの威力がある時間です。

ここを有効に使うかで、その場の行方を左右します。

 

なので、意図をもってミーティングの準備を我々はするのですが、

うちのスタッフの方が事前に考えてくれた質問がなんだったかと言いますと、

 

「あなたの部署は、半年後採用においてどうなっていたいですか?

そのために何をしていきますか?」

 

これを一晩ミーティング前にどんな場を作りたいかを打ち合わせして事前に質問を作って臨みました。(準備はもっとたくさんありますが)

 

そうするとその場の全員の自分への問いが主体的に発動していきます。

 

「自分は何ができるだろう!」

「何を発言しようか!」

などを考えて頂けます。

 

この問いは直接的に言うより何倍も威力があります。

 

ミーティングの場が固い会社さんはたくさんありますが、

意図をもって進める状態を作れると場の空気は変化していきます。

 

いろいろ考えて事前に対策をうっていけると一体感がでてくると思います。

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この記事を書いた人

未来実現採用パートナー
株式会社ユノモ

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